法律サービス業界の深刻な変革に順応し、先行的研究と戦略的統括を一層強化し、法律事務所のガバナンスの専門化、体系化、デジタル・インテリジェント化のアップグレードを推進するため、泰和泰法律事務所は創立 25 周年を機に盛大に発表しました ——「泰和泰戦略発展研究院」（以下「研究院」と略称）が正式に除幕・設立されたことを。この措置は、泰和泰がシンクタンク化、システム化、国際化への発展の道を進む上で、節目となる意義を持つ新たな一頁を開くことを意味します。

研究院の設立は、泰和泰が「二五」戦略の完了、「三五」戦略の起動が間近に迫った鍵となる時期に行った重要な布石です。研究院は事務所の戦略体系における重要な構成部分として、制度的・プラットフォーム化された運営メカニズムを通じ、事務所の中長期的な発展全局に奉仕し、戦略の持続的なイノベーションと先行的なリーダーシップを推進します。泰和泰の豊かな実践経験と広範な国内外の展開を基盤とし、研究院は戦略企画、国際化発展、地域協力及び専門化建設などのコア分野に重点的に注力し、業界発展と専門分野のトレンド研究、法律事務所ガバナンス研究、社会的責任と持続可能な発展研究、国内外オフィスの管理・発展研究、中外法律市場及び法律事務所比較研究、並びに「泰和泰シリーズ叢書」の研究・指導などの業務を体系的に推進し、理論研究と管理実践の双方向の連携を促し、業界におけるリーダーシップと国際的な影響力を持つ専門的シンクタンクの構築を目指します。

周正氏が研究院の院長補を務めます。長年にわたり、周正氏は法律事務所の戦略とブランド構築に専念し、業界研究、制度イノベーション及び対外伝達の分野で豊富な経験を積み重ねてきました。国内で有名な会社制統合型法律事務所の研究院責任者を務めたことがあり、また 2 社の国内トップクラスの法律メディアで編集長を歴任しています。弁護士業界関連の論文を 200 編以上執筆・発表し、複数の法律市場観察書籍及び多数の業界研究レポートに共著者として参加し、中国法律サービス業界に対して継続的に深度ある観察と専門的な洞察を提供してきました。

泰和泰に加入する前から、周正氏は外部コンサルタントとして当所の「二五」戦略企画、泰和泰センタービルの開所に関する対外伝達など、重要な戦略プロジェクトに深度で参与してきました。氏は上海及び北京で 10 年以上勤務・学習した経験があり、中国の主要な法律市場に対する体系的な認識と深い理解を積み重ねています。

周正氏は工学、法学、理学の学際的な学術背景と国際的な視野を兼ね備えています。東南大学情報科学とエンジニアリング学院に学んだ後、華東政法大学国際法学院を卒業し法学士号を取得し、英国グラスゴー大学では「ディスティンクション」（優等）の成績で理学修士号を取得しています。同氏の複合的な学術背景と戦略的視野は、研究院の専門化建設とシンクタンク化発展に堅実なサポートを提供することとなります。

今後、戦略発展研究院は管理委員会の指導の下、法律事務所の長期的な発展目標に立脚し、継続的に先行的研究と戦略サポート業務を推進し、研究成果を効果的に制度と実践に転化させ、法律事務所のガバナンス・アップグレードと業務イノベーションをけん引する重要なエンジンとなります。また、研究院はシンクタンクとしての価値を積極的に発揮し、知的資源を集積し、業界の関心事に応え、泰和泰独自のソリューションを提供し、中国法律サービス業界全体の高品質な発展に貢献していきます。

当所全員の共同努力と各界パートナーの支援を背景に、泰和泰戦略発展研究院の設立という重要な措置は、事務所の着実な発展に新たな思想的原動力を注ぎ込むだけでなく、業界に対して泰和泰が法律事務所ガバナンスの近代化と国際化発展を推進する上での先行的な布石を示し、事務所の高品質な発展の道のりにおいて重要な一歩を踏み出したことを意味します。